夫婦関係改善レシピその1 ~夫のやるきUP編~

みなさん、こんにちは。「自分の心を育てる」カウンセラーの月野瀬みさとです。

「恋愛テクニック」なるものは、「男とは」「女とは」と決めつけるようであまりご紹介しないのですが・・・

ジョン・グレイ著 「男性は火星人、女性は金星人」
アラン・ピーズ著 「地図が読めない女、話が聞けない男

この2冊のベストセラーを読んで、思わず声が漏れた内容と実践し効果を感じた経験を参考に、「男女の心理の豆知識」を3部作でお届けします。

※男女の脳の差異は性差だけではありません。「傾向がある」くらいの感覚で、お楽しみください。

目次

夫婦関係改善レシピその1 ~夫のやる気UP編~

夫の「無力感」、妻の大損!?

実は男性は「無力感」を感じると、無気力を感じやすい一方で、目の前の「問題を解決する」ことで自分の能力を感じられるのだそう

「こんなこともできないの?」と妻にバカにされると、男性は想像以上に「無力感」を感じて傷つくようです。この無力感が曲者。

無力感から逃れようと開き直り、「興味がない」姿勢を決め込むと、「妻に丸投げ」し使い始めます。そして、それを指摘されれば「反発」を強めてしまいます。

夫への「ため息」や「あきれ」の仕草は意外に妻にとってもかなりのデメリット!?がありそうです。

②マルチタスクが苦手

妻が夫に掃除と洗濯を頼むと、掃除しか終わっておらず、料理を頼むと、キッチンがぐちゃぐちゃ。

「テレビをつけて子供の様子も気にかけつつ料理する」女性からすれば、「洗濯機を回す間に、掃除すれば?」と首をかしげてしまいますよね。

男性のこの特徴は、狩りをする時に一点集中で他のことを頭から消し去る原始時代の脳の名残。1つ目の掃除が終わった解放感に、スマホを見始めリラックスしてしまうなんてことも・・・。

テレビを見ている夫に話しかけてもいつも生返事なのは、「マルチタスク」の女性脳と「シングルタスク」の男性脳の構造の差もあるようです。

③手短で具体的な指示を!

物をお願いする時、「あ、ゴミ箱お願い」といった曖昧な伝え方だと、夫は「ゴミ箱のゴミを捨てて」というお願いであるとわかりません。

「ゴミ箱のゴミを捨てて新しいゴミ袋も設置してね」とできるだけ具体的かつ短く指示を出し、やり終えた時に、「ありがとう!助かった」と嬉しそうな笑顔を向けられれば、完璧です!


④「あなたって凄い!私幸せ」が夫を変える

男性は女性に力を貸すことに対する「喜びスイッチ」があるんです。そのスイッチは女性の笑顔と「あなたって頼れる人」のメッセージでオンになります。

意外な盲点ですが、逆に、頑張る機会を奪われるほどの世話焼きや指示で、女性に手を貸すことから逃げるようになります。

男性にとって、無力感は「不快」、有用感は「快」で「喜び」。自分は妻を幸せにできているという実感が好循環をうみます。

⑤夫には今日の出来事のみなまで話すな

男性は「問題解決すること」で自分の能力や価値を感じるため、妻の話を聞く時に、共感を忘れ、結論を急ぎ「助言」を始めます。

共感を大切にする女性が、自分の感じた事や経験を受け止めてもらおうと、事細かな話を夫に聞かせると、男性は「集中力を異様に消耗」するようです。

話のコツは、「20分だけ聞いて」と具体的な時間を伝えて、テレビも消してもらい、一番共感して欲しい話に絞る。すると、集中して話を聞いてもらいやすくなります。

⑥夫からの共感をもらうには

「夫に話してもモヤっとする」「気の利いたこと言えない?」って思うことありませんか!?男性が「結局何が言いたいの」と結論を急ぎ、共感してくれないと感じるなら、これおススメです。

「凄くショックなことがあって、助言はしないで、ただ辛かったねってなぐさめて」と自分の求めることを先に伝えてしまうんです。夫は「助言いらないの?じゃあ、何のために聞くの?」と驚くかもしれませんが、あなたが「聞いてくれてありがとう」と感謝する姿に、「妻を喜ばせられた」と「喜びスイッチ」が入ります。

助言が欲しい時も同様に、最初に「助言が欲しいの」って要望を伝えます。

実は夫も、「問題を解決しなきゃ」とプレッシャーと使命感から助言しているので、結論が不要だと気楽になります。

⑦喧嘩をした時は「洞穴に引きこもる時間」を与える

男性と女性のストレス緩和法は根本的に違うと言われています。男性はストレスが溜まると引きこもり、女性はストレスが溜まると人とおしゃべりして、ストレスを解消しようとする。

特に喧嘩になると、話を詰めたい女性に対し、男性は洞穴にこもり一人頭を冷やす時間を要します。喧嘩の度に、男性が独りになりたがることを「逃げた」と感じて女性は傷つきがちです。

折衷案の「頭がまとまるのにどれくら時間がかる?」と聞いた上で、男性を一旦洞穴に男性を籠らせて深追いしない方が、彼らの譲歩は得やすくなります。

⑧夫の世話を焼き過ぎない

男性は過度に世話を焼くと、「問題解決能力」をくじかれ、女性を喜ばせたい意欲が消えていきます。尽くせば尽くす程、男性が女性を粗末に扱う「からくり」はここにありそうです。

基本的に男性は「女性の喜ぶ顔が見たい」「自分がやったことに感謝されたい」ので、「凄い!助かった」「あなたって頼れる!」と笑顔や言葉で具体的な感謝を伝えると、相手を尊重したり尽くすことに満足感を得ます。

たまに家事をやっただけで、褒めてアピールにうんざり・・・とよく耳にしますが、「やってくれたの?嬉しい!」と反応を返すほど、どんどん夫が家事をやるのが自然になる。

今は「手伝う」という意識でも、「夫婦でやる」のが当り前にバージョンUPされていくそうです。

\ここポイント💡/ 妻:やって欲しいと頼る→妻:選択権を尊重する姿勢を示す→妻:やってもらえた時大いに喜ぶ→夫:強烈な報酬「快」を得る→夫:やる気スイッチ常にON

まとめ

夫婦関係改善のアクションは、最初が互いの抵抗力やが一番大きいんです。やり始めると、徐々にそれが自然になっていきます。

「我が夫はこんな生易しいものじゃない・・・」と感じた方のお悩みは深刻ですよ。そんな時は、心の専門家の力を頼る時かもしれませんね。

私自身も深刻な夫婦問題を乗り越えた経験があります。
どうやって?私でもできるかしら?

そう思われるなら、一度わたしと話しませんか?あなたの悩みのヒントになるはずですよ。

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