この記事を読むと、独学で「心の回復」を目指して書籍やYOUTUBE動画を見て試してみるけれど、回復している実感がわかない理由がわかります。
皆さん、こんにちは。『自分の心を育てる』カウンセリングの月野瀬みさとです。
わたしの元に来られる方が口を揃えておっしゃるのが、「本を読んでなるほど思うのに、全然楽になっていかない」というもの。実は私も、その「落とし穴」にしっかりハマり、長年もがいた1人です。
あなたの試行錯誤の時間は決して無駄ではありません。自分の中の「土台」の一部に必ずなっています。実際にお試しカウンセリングをさせて頂いて、「後一押しの処におられるなあ」と感じる方々が沢山おられます。
なぜ、独学で「インナーチャイルドを癒す」際に、後一歩のところで効果が実感できないのでしょう?
独学で「インナーチャイルド」を癒すアダルトチルドレンのあなたへ
1.なぜ努力してもアダルトチルドレンの回復に繋がらないの?
本って、ひとりひとりの特徴に対応はできないので、やるべきことが「漠然としている」んです。そこが、独学での回復を目指す難しい部分。
不特定多数の人に当てはまることを書けば、どうしても抽象度があがってしまい、それぞれの思考癖にフォローできません。だって、インナーチャイルドは、傷つきの背景も異なる「唯一無二」の存在です。イメージが湧きやすい人、ブロックがあってインナーチャイルドのイメージが湧いてこない人と様々です。
それでも、好循環に入る一押しで、「大人のあなた」と「あなたのインナーチャイルド」の対話ができるようになっていきます。
2.「インナーチャイルド」を癒すには!?
「インナーチャイルドワーク」の多くは、自分の本当の気持ちを心の奥底から呼び寄せ、感じ、温かい気持ちで包んでいく作業。気持ちまるっと受け止めて「よしよし」と寄り添う、大切な癒しのプロセスです。私の「自分の心を育てる」カウンセリングでも、しっかり取り組みます。
最初はピンと来なくても、ほとんどの方がセッションの最後の方では、「インナーチャイルドワークが好き」と言ってくださいます。沢山の愛情たっぷりの言葉を、あなたの中の小さなあなたに伝えてあげて下さい。
3.あなた自身で「インナーチャイルド」を育てる
「療育」という言葉を初めて聞いたのは、カナダの医療現場と教育現場でした。発達障害がある子どもが精神的に安定する環境で、苦手を克服する励ましと促しの「療育」を施せば、多くの子どもから発達障害の症状は消えるとカナダの現場の大人たちは考えていました。
これは「すべての子どもに有効」ですが、大人にだって効果絶大。あなたの「インナーチャイルド」にもです。アダルトチルドレンの不安傾向も、怒りや淋しさも、人づきあいの不器用さにも、心が安定する環境づくりや自分への励ましは、高い効果をもたらします。
あなたが不安や心細さを感じる時、どう接してもらえると「安心」できますか?
書物には、唯一無二のあなたの気持ちは書かれていません。あなたの「インナーチャイルド」はとても特別な存在。あなたにしか「インナーチャイルドの本当の気持ちはわからない」はず。耳のすませ方は、私がお教えします。
4.まとめ
アダルトチルドレンの回復には、「子どもの頃の傷ついたあなた」と「今のあなた」がたくさん会話しながら、大人のあなたが小さなあなたに愛情と安心感を与えるプロセスです。唯一無二のインナーチャイルドと話したり、遊んだり、一緒に溶け込みながら育っていく感覚は、とても不思議な体験です。
書物も「心を育てる」栄養になります。そこに少し深い体験を加えられれば、多くのことがハラオチしていきます。
過去の感情を感じることは、辛い記憶やトラウマのあるアダルトチルドレンにとって、怖かったり緊張するのは自然なことです。そのために心の専門家がいます。「インナーチャイルドワーク」はあくまでも「癒し」のワーク。「安心感」と共に取り組める、あなたにとって一番の方法を探していきましょう。
公式ラインからもお申込みいただけます
実は、ずっと「インナーチャイルド」なんて自分の中にはいないよなあ、と本を片手に首をかしげていました。ところが、今では毎晩眠る時、もう一人の私と言葉を交わして眠ります。彼女が安心すれば、安心感が自分にも伝わってきて一緒に安心します。癒されるってどういうこと?が感覚的にわかるようになります。